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Windows 2000 - NetMeeting でリモートデスクトップ環境の構築
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- Daisuke Kobayashi
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今更,Windows 2000 を使うことはあまり無いと思いますが,先日 Windows 2000 でリモートデスクトップ環境を構築しようとしたことがあって通常のリモートデスクトップが使用出来ませんでした.そのときのメモです.
調べてみると,Windows 2000 ではリモートデスクトップ機能を利用するために NetMeeting というソフトを利用する必要があります.
クライアント,ホストどちらかが Windows 2000 の場合にはこのソフトを利用してリモートデスクトップ環境を構築する必要があります.
1. NetMeeting の起動方法
[スタート] -> [ファイル名を指定して実行] -> "conf" と入力 -> [OK],姓名とメールアドレス(後で変更できます)を適当に入力しウィザードを終了すると,NetMeeting が起動します.
2. リモートデスクトップの設定
[ツール] -> [リモートデスクトップ共有],初回起動時にリモートデスクトップ共有ウィザードが開始されます.ウィザードに従ってパスワード保護されたスクリーンセーバーを有効化します.
完了するとアイコンバーに"NetMeeting Remote Desktop Sharing"が表示されます.NetMeeting を終了し,上記アイコンを右クリックし,リモートデスクトップ共有をアクティブにするをクリックします.
以上でサーバ側の設定は完了です.
3. クライアントからの接続
クライアントから 1. と同じように NetMeeting を起動し,[通話] -> [通話先]
通話先:リモートで接続するPCのIP 通話方法:ネットワーク この通話をセキュリティで保護するにチェックをいれます
上記設定後,"通話"をクリックするとリモートデスクトップが開始されます.